ベッド・寝具の選び方
家具の中でも一番大きく、人生の３分の１を過ごす場所でもあるベッド。物件選びをする際にも部屋に置けるのか？のチェックは大切です。
ここではベッド・寝具用品の種類や選び方、睡眠に関する情報をお伝え致します。
皆さん一人ひとりに合ったベッドをお選びいただき、快適な生活を送っていただきたく思います♪
スタンダードベッド
▶シンプルな木製ベッドが多く、金属製（パイプベッド）もあります。
▶また、最近ではすのこや畳を使ったものもあります。
▶分解できるものも多いので、物件選びの際に扉やエレベーターの幅を気にしないで良い場合があります。
脚付きマットレス
▶マットレスに足がついたタイプ。
▶シンプルなデザインで、ソファーとしても使えます。バリエーションとサイズの種類が少ないです。
▶基本的に分解できない為、二つに分割できるタイプの方が用途に合わせて使えたり、引越の際にも便利です。
ソファーベッド
▶背もたれを倒したり、座る部分を伸ばしたりしてベッドに変形するソファー。
▶ソファーとベッドの両方を欲しい方や、急なお泊りでも対応できるメリットがあります。
▶ただ、両方の性能を持たせている為、寝心地は他のベッドに劣ります。
収納付きベッド
▶ベッド下に収納スペースを確保したもの。
▶側面に引き出しが付いているタイプや、足元から上に開くリフトアップタイプもあり、ゴルフバッグのような大型の荷物も入ります。
▶収納ケースの数を減らせるので、お部屋を広く有効活用できます。
【フロアベッド】
▶床にすのこを置き、周囲をフレームで囲み、マットレスを乗せたタイプ。
▶ベッドの高さが低いので、部屋全体が広く見え、更に天井との距離をとれるので寝たときに圧迫感を感じないというメリットがあります。
▶一方で掃除のしにくさや、通気が悪くカビやすいというデメリットもあります。
ロフトベッド
▶ベッドの下にデスクや収納棚が備えられているもの。
▶空間を有効利用できるのがメリットです。その反面、天井とベッドの距離が近いので、天井の低い部屋ですと、圧迫感を感じてしまいます。
ベッドのサイズは横幅で区分されております。メーカーによって多少の差はございますが、小さいサイズでは幅約85ｃｍ、大きいものでは幅194ｃｍ程です。
長さはシンプルなもので200ｃｍ、枕元に物置台があるものですと、約220ｃｍくらいです。
| セミシングル |
▶90ｃｍ前後 お子様や小柄な方にオススメ。 |
|---|---|
| シングル |
▶95～100ｃｍ前後 １人用の一般的なサイズ。 |
| セミダブル |
▶120ｃｍ前後 ゆったり余裕のある１人用サイズ |
| ダブル |
▶140ｃｍ前後 １～２人用サイズ。 |
| クイーン |
▶160～170ｃｍ前後 ２人用のゆったりしサイズ。 |
|
キング |
▶180ｃｍ前後 大人２人と子供１人が横になれる広さ。シングルタイプを二つ並べた大きさ。 |
| 長さ |
▶200ｃｍ前後 どのサイズも共通して一般的にこのサイズ。 枕元に物置台があったり、装飾が施されていると210～230ｃｍほど必要になる場合も。 |
また、狭さを感じさせないベッドサイズは、肩幅＋30ｃｍと言われます。左右15～20ｃｍ程のスペースがあれば丁度良いので、１人用であればシングルサイズでも狭さを感じないかと思います。
※平均肩幅【男性：約50ｃｍ、女性：約40ｃｍ】
恋人やご夫婦で寝る際は、二人の肩幅分と、左右15～20ｃｍ＆お互いの間の20ｃｍの約60ｃｍを合計した幅があればよいので、ダブル以上の大きさであれば狭く感じないかもしれません。
・ポケットコイル
中のコイル（バネ）が一つ一つ独立し、点で体を支える構造のマットレス。
体圧を分散させ体への負担を軽減。二人で寝ても振動が伝わりにくのが特徴。
・ボンネルコイル
一つ一つのコイルが連結された、面で体を支える構造のマットレス。
適度な硬さと弾力性が特徴。畳に布団を敷いているのに近い感覚。
・低反発マットレス
体圧分散にすぐれた低反発素材を使っており、体の形にフィットするマットレス。
適度な硬さがあり、種類が豊富。また、まるめて収納できたり、簡単に干せるのも魅力的。